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城紀行より 2 [城・館・チャシ・グスク]

 昨日は喋ったときの聞き間違いでしたが、今日は知らない土地で
の観光案内板での、勘違いです。帰ってから会社で大笑いになりま
したが、当時の自分にとっては、大変恥ずかしい出来事でした。



男同士で ラブホテル ? 。

 いまでは同性愛といってもあまり珍しくないかもしれませんが、
当時はいらっしゃったかもしれませんが、ほとんど目立たないの
か、話題に取り上げるようなことはありませんでした。
 仕事で明石に行った時の出来事です、早く終わったので、明石
城へ寄って行こうということになりました。

 これから先は当時の城紀行からの抜粋です。

「昭和51(1976)年6月21日、仕事が早く終わったので明石城へ
行くことにした。その前に宿を確保しておこうと、明石駅の観光
案内所へいくつもりで、駅まできたら駅前に観光案内板があり
ました、その案内板には旅館の名前と電話番号が書いてあり
ました。
 同行した営業の奴に「どこにしょうか」「旅館よりもホテルの
ほうがいいですね」「明石ホテルというのがあるぞ、じゃぁそこ
にしょうか、電話番号を控えておけよ。電話は喫茶店からすれ
ばいいよ」ということで、駅近くの喫茶店へ向かう。

 喫茶店で「コーヒー二つ、ところで明石ホテルってこの近く?」
と聞いたら急に態度が変わった、無言でいってしまった。
「態度が悪いウエイトレスだなー」「ほんとですね、ホテルに電
話してきます」
 電話が終わって帰ってきた彼に「とれたか」「ええ、予約はい
らないそうです、チェックインは何時でもいいそうです。」「こんな
ところでは混んでいないのだろう」
 帰り、レジで金を払う時もウエイトレスは無言どころか、何か
冷やかな目つき。

 「城に行く前に荷物をホテルに置いてからいくか」と先程電
話できいたところへと車をはしらす、「こんな裏通りにあるのか、
間違えているのではないか」  「ありました、えーっこれ「さかさ
くらげ」では」
 ここで気が付きました、「明石ホテル」とは今でいうラブホテル
です。
 
 男同士で、ウエイトレスに「明石ホテル」はこの近くときけば、
二人で行くと勘違いされるのは当たり前。
 また、ラブホテルに予約やチェックインを聞かれて相手は相当
戸惑ったことだとおもいます。
 
 しかし、駅前の観光案内と書かれた看板にラブホテルを書く
か。
  
 明石城は予定外だったので、カメラは持って行かなかったので、
写真はとっていないが、城跡から明石の海や淡路島が以前より
曇っていたので、よくなかった、というのは以前昭和40(1965)年
に来た時の城紀行には「本丸からは明石港が一望左手に大阪
湾と大阪、和歌山、正面に淡路島が目の前にある」と書いてあ
ったが、今日は大坂、和歌山が見えない。

 明石はケチがついたので、、大坂まで戻っての駅前のホテルに
泊ることにした」



 今から35年前、その案内版、明石ホテル、喫茶店はあるの
だろうか ? 、ラブホテルを観光案内に書くだろうか。


 明日は、「何を作ったら食べてもらえますか」です。

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