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壬生剣客伝 [城・館・チャシ・グスク]

 「壬生剣客伝」は幕末の長州藩志士高杉晋作の剣術試合行脚日記
などを展示する企画展「壬生剣客伝」が2月6日から開かれる。
 
 尊王攘夷の思想家になった高杉だが、壬生藩剣士と対戦した直後、
日記は白紙となり、研究者は「腕に自信があった若き高杉だが、壬生
で敗れ、日記をつける気持ちがうせたのだろう。これを機に学問に傾注
し始めた」と推察している。

 高杉が携帯し、試合した相手がサインする「他流試試合士名帳」の
表記から、壬生で試合したことは確実。だが、試合当日の日譜はは
白紙。
 丹念に記されていた日譜は、その後雑多なメモ書きになる。

 士名帳に高杉の相手の名は「野州壬生藩 松本五郎兵衛」と記さ
れて、同資料館によると、松本家には「高杉は何度も挑んだが、一本
も取れなかった」との言い伝えがある。

栃木県壬生町歴史民俗資料館
 2月6日から3月14日まで
http://www.town.mibu.tochigi.jp/map/sh22.html

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fuzzy

高杉晋作も剣客としては相当なようでしたが、神道無念流の発祥の地に乗り込んでは、腕の立つ者に太刀打ちできなかったのでしょう、しかし日記に記さないところに負けん気の強い晋作の性格が伺えますね。
by fuzzy (2010-01-29 14:24) 

官兵衛

 fuzzyさん こんばんは。
 自分はfuzzyさんみたいに詳しくはないのですが、国許に帰った高杉は
同志久坂玄瑞あての手紙で「3年戸を閉じ読書の志起こり」と吐露している
そうです。よほど悔しかっのでしょう。
 壬生藩士のなかには、桂小五郎を破った剣士もいたそうです。

by 官兵衛 (2010-01-29 19:16) 

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