福山城遺構保存問題 つづきのつづき

　ちょっとしつこいかもしれませんが、市民の方々も市に対し
てもうすこし考えて!　と言ってます。
　福山市のJR福山駅前広場整備で、計画変更を求める市民
有志「福山駅前水辺公園プロジェクト」の三宅国裕発起人代
表3人は、地下送迎場新設工事の中止や、羽田市長らへの
公金支出返還を求める住民監査請求をした。

　三宅発起人代表と成沢雅博世話人が市役所を訪れ、秋田
和司代表監査委員に請求書を手渡した。発掘調査で分山城
遺構を確認したのに、地下送迎場の建設を進めるのは文化
財保護法などに違反するとして、工事中止と計画の撤回を
求めている。

　記者会見した三宅代表は「羽田市長は、計画通り地下送
迎場を来年3月までに完成させたいと発言しており、石垣撤
去を前提とした工事が進んでいると考えざるを得ない」と指
摘。市とプロジェクトは協議中だが、監査以外に猶予はない
と判断した」と説明した。

　監査委員は、受理の要件を満たしているか否かを判断。
受理した場合は、60日以内に監査結果を請求人へ通知
する。

　破壊された遺跡は二度と元には戻りません、市長さんを
はじめ市議会議員の皆さん、後で悔いが残らないようにし
てください。
　これは、一昨年神奈川県であったことですが、小田原古城
内にスポーツ振興会館という建物があり、これを市はマンショ
ン建設業者へ売却しここにマンションを建設しようとしましたが、
小田原城郭研究会・中世城郭研究会・市民・市議会議員らが
国・県を動かし、県知事は市の勝手にさせないといい、買取費
用8億円の内6億２千万円を国が負担し、残りを県と市で出して
かいとり、現在「早雲古城公園」として整備にはいっています。
　市は市民の方々の意見や文化庁の意見を尊重して後世に
恥じないようにして下さい。